詳細・歴史

確固たる哲学を持ち、情熱と魂の醸造家である当主のヨハン・クルーガー氏は、2005年に「Young South African Winemaker of the Year (最優秀若手ワインメーカー)」を受賞し、更にジョン・プラッターより5スターを与えられました。

彼は特にシャルドネとピノ・ノワールに情熱を注ぐ一方、その天賦の才能はこれら2品種以外やブレンドワインにも存分に発揮されています。
彼の実家はステレンボッシュのワイナリー「ステルハイス・ファーム」ですが、彼は同じくステレンボッシュにある「ジョーダン・ワインズ」を経てアメリカやブルゴーニュでワイン醸造を学びました。気候、風
土、畑に根ざしたワイン造りを信条とし、魂の全てをワイン造りに捧げているといっても過言ではないほどの情熱溢れる醸造家です。
彼はベルギー人女性ソフィーとの結婚を機に、新たなワイン造り始めましたが、当初たった一つの畑、たった1つのテロワールから始まったワイン造りでしたが、今では南アフリカの様々な産地の区画からブドウを買い入れ、独自の確固たるフィロソフィーの下、常に極力手を加えず自然に寄り添い、畑のありのままをボトルに表現するべく、ナチュラルなアプローチでワインを造りをし、瞬く間に国内外に広くファンを持つまでに至っています。

栽培・醸造
将来的にビオディナミの方向へ進めていきたいとヨハン氏は語っており、既に現時点でも例えばセラーで樽の移動を行う際は満月の日を選ぶなど、ビオディナミのカレンダーに基づいた作業に少しづつ着手しています。(満月の日を選ぶと、移動で舞った澱の沈殿が明らかに早いそうです。)