1956年から続くドメーヌ・ミランは、プロヴァンスのサン・レミ・ド・プロヴァンスに居を構える生産者。機械的作業(フィルター掛けや吸引ポンプを使ったワインの移動、サイフォンを使った瓶詰め等…)、人為的介入、添加物などは一切加えない、ワイン造りは技術的なものでなく、ブドウ樹と自然と人間の共同作業だと考える自然派生産者です。(畑ではビオディナミの考えを取り入れたビロジック農法を採用しています)

アンリは、幼い頃から父のそばでブドウ樹に触れ育ってきました。8歳の頃には、ブドウという素晴らしい植物に恋に落ちていたのだとか!そんなアンリが本格的にワイン造りをスタートさせたのが1986年から。その後、父のもとでワイン造りを学びますが、1996年に「フランスにおける土壌微生物学の権威」と名高いクロード・ブルギニョンと、ビオディナミ農法で造るワインが「奇跡のワイン」と呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者を抱える「レ・カイユ・デュ・パラディ」のクロード・クルトワ、この2名との出会いがあり、アンリが進むワイン道に大きな影響を与え、方向性が確固たるものになりました。2000年にはSO2無添加のワインを初めて瓶詰め、2007年には意思を持ってAOCの枠から離脱、2009年ヴィンテージからは全てVDFのカテゴリーで枠に囚われない本物のワイン造りをしています。

数年前よりアンリの息子・テオに代替わりし、新しいスタイルのワイン造りへの挑戦に積極的で、且つしっかりとした管理を行うことで安定したワインを提供するスタイルを築いている。