オーナー、レン・ハリスが1975年にナパ・ヴァレーのオークヴィルに畑を購入。91年より瓶詰めを開始。ファーストヴィンテージから現在までハイジ・バレットが手がけております。

パラダイムの畑はオーパス・ワンやファー・ニエンテ、ハーラン・エステートなどに連なる超一等地。しかしパラダイムは、ナパ・ヴァレーの畑の価格が高騰するきっかけとなった1976年のブラインド・テイスティング「パリスの審判」よりも前に畑を購入していたため、あとから畑を購入した他の生産者に比べ土地のコストが非常に安く抑えられており、また、今では大人気醸造コンサルタントのハイジ・バレットについても、早くからその才能に目をつけコンサルタントを依頼していたため、コンサルタント料は新規で依頼するよりも遥かに安い価格となっています。

これがパラダイムのお求めやすさの秘密となっています。2006年にはワインスペクテイター誌にて、「ナパのお買い得カベルネTOP5」にも選ばれております。自分たちが出来る範囲でのワイン造りを心がけ、生産量の殆どを外部には売却し、最も良い果実のみを自社ワインへと回しております。